アオリ運転対策や安全運転診断もできる! 機械音痴でも大丈夫。自動車保険のドライブレコーダー特約をFP1級技能士が紹介します
最近は、「ドライブレコーダー録画中」などのステッカーを貼っている車を多く見かけるようになりました。
危険運転や万一の事故、アオリ運転対策でドライブレコーダーを付けようと思っていても、取り付けや機種選びが不安で、取り付けたいけど後回しになっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ドライブレコーダーを付けたいけど何を選んでいいか迷っている方に、自動車保険で付加するドライブレコーダー特約の特徴を紹介します。
愛車のラパンでゆっくり走っていても、大型車が近くを走っているとドキドキしてしまいます。
ドライブレコーダをつけていても機械音痴なので、いざ事故や危険運転にあった時、ちゃんと録画されているか不安です。
主なドライブレコーダー特約の内容
|
あいおいニッセイ同和損保 |
損保ジャパン |
|||
リアカメラ |
○ |
なし |
オプション有 |
なし |
オプション有 |
月額 |
850円 |
650円 |
850円 |
850円 |
850円 |
緊急事故自動通報 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
事故状況解析 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
安全運転サポート |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
安全運転診断 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
見守りサービス |
○ |
なし |
○ |
なし |
○ |
違約金(本体を返却できない場合) |
30,000円 |
25,000円 |
25,000円 |
30,000円(SDカード5,000円) |
25,000円(SDカード返却不要) |
- 2カメラ一体型で後方撮影も可能!【東京海上日動 ドライブエージェント パーソナル(DAP)】
- 最大5名で見守れます【あいおいニッセイ同和損保 タフ・見守るクルマの保険(ドラレコ型)】
- 安全運転だと保険料を割り引きます【損保ジャパン DRIVING!】
- 他社との違いがあまりない【三井住友海上 見守るクルマの保険GK】
- 自動車保険にドライブレコーダー特約を付加する場合の留意点
2カメラ一体型で後方撮影も可能!【東京海上日動 ドライブエージェント パーソナル(DAP)】
東京海上日動の2カメラ一体型ドライブレコーダーなら、本体にカメラが2つ付いていて、車内カメラで後方を撮影するのでリアカメラへの配線は不要です。
リアカメラは不要だという方には前方1カメラ型を選べば特約保険料が650円と安くなります。
ドライブレコーダーにバッテリーが内蔵されているので、エンジンがOFFになった場合でも通話を継続することができます。
最大5名で見守れます【あいおいニッセイ同和損保 タフ・見守るクルマの保険(ドラレコ型)】
安全運転だと保険料を割り引きます【損保ジャパン DRIVING!】
「損保ジャパンのDRIVING !」のドライブレコーダーで算出された運転特性スコアで80点以上取ると翌年の保険料が5%割引になるんですよ。
他社との違いがあまりない【三井住友海上 見守るクルマの保険GK】
ドライブレコーダーを設置するならリアカメラは必須だと思うので、リアカメラも含めて検討してください。
自動車保険にドライブレコーダー特約を付加する場合の留意点
自動車保険で設置したほうがいいかドライブレコーダーを買って設置したほうがいいかは一概に言えません。
それぞれの特徴や留意点をまとめてみました。
自動車保険で設置するドライブレコーダーはあくまでも特約なので、当然ですが自動車保険をドライブレコーダーを設置する保険会社で加入する必要があります。
現在、加入している保険会社がドライブレコーダー特約の取り扱いがあると問題なさそうですが、そうでない場合は自動車保険の見直しが必要になるので注意が必要です。
長く利用するとコストが高くなる
ドライブレコーダーの人気も高くなり、安いものだと1万円以下の商品も珍しくありません。
自動車保険のドライブレコーダー特約は、月額850円かかるので1年間で10,200円かかります。
事故対応や、見守りサービスなどの付加サービスもあるので単純に比較できませんが、こういったサービスが不要な方には割高になります。
スマホが使えないと機能の全てを使えない
見守りサービスや、運転診断レポートなど録画以外の機能が充実しているのが自動車保険のドライブレコーダー特約の魅力ですが、基本的にはスマホが使えないとサービスの制限があります。
事故や危険運転の録画を、SDカードから取り出すことができないぐらい機械操作が苦手な方は、録画以外の機能を十分使いこなすこともできないかもしれません。
ドライブレコーダーを設置する選択肢として自動車保険のドライブレコーダー特約もありますが、機能は充実しているか、使いこなせるか、コストは見あっているか十分に検討しましょう。
そもそもの自動車保険が適正なのかを確認することも重要ですね。
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