高級車じゃないから車両保険は付けなくていい? 付けた方がいい?
こんにちは、マナブです。コロナの影響なのか損害保険大手の損保ジャパンと三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険が来年1月から、任意の自動車保険の保険料を引き下げるそうです。値下げは3年ぶりで平均1%弱安くなるみたいですが、車の性能工場で事故が減って位いることが理由ですがいろいろな報道を見ているとあおり運転や高齢者の踏み間違いの事故のニュースも多く、とても事故が減っているとは感じないんですが。
車両保険にも種類がある
ところで、任意の自動車保険といえば皆さんのお車には車両保険を付帯されているでしょうか?
車両保険とは、偶発な事故によりご契約のお車が被った車自体の損害を保障する保険で、「一般条件」・「限定A」に分かれているのが一般的です。
最近多く発生する台風や豪雨災害で水没した場合は対応できますが、地震・噴火・津波は多くの保険会社では特約で対応することになります。
車両保険(補償条件)◯;支払い ✖️;支払わない
一般条件 | 限定A | |
---|---|---|
電柱・自転車に衝突 | ◯ | ✖️ |
当て逃げ | ◯ | ✖️ |
自損事故 | ◯ | ✖️ |
墜落・転覆 | ◯ | ✖️ |
車同士の衝突 | ◯ | ✖️ |
二輪自動車・原付自転車との衝突 | ◯ | ✖️ |
火災・爆発 | ◯ | ◯ |
盗難 | ◯ | ◯ |
いたずら・落書 | ◯ | ◯ |
飛行中・落下中の他物との衝突 | ◯ | ◯ |
台風・竜巻・洪水・高潮 | ◯ | ◯ |
地震・噴火・津波 | ✖️ | ✖️ |
いくら支払われる?車両保険の免責金額
免責金額とは車両保険が支払われる際に差し引かれる自己負担金額の事です。
一般的に1回目の事故と2回目以降の車両事故のそれぞれに適用される免責金額を設定します。
免責の付帯時に車両損害が発生した場合の考え方
例えば20等級の方が一般条件、免責5万円の車両保険を付帯し10万円の事故が発生した場合、保険を使用した場合と使用しない場合ではどのような違いがあるでしょう
現在の年間保険料73,000円
保険使用する | 保険使用しない | |
---|---|---|
修理代 | 5万円 | 10万円 |
1年目年間保険料 | 17等級 116,000円 | 20等級 73,000円 |
2年目年間保険料 | 18等級 113,000円 | 20等級 73,000円 |
3年目年間保険料 | 19等級 109,000円 | 20等級 73,000円 |
修理代と3年間の保険料合計 | 388,000円 | 319,000円 |
3年間で約69,000円の差があります
保険料や等級、修理代や車両の価格にもよるので一概にどうしたらいいとは言えませんが、車両保険の付帯と使用は慎重に検討した方がいいですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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