超初心者向けに資産運用をファイナンシャルプランナーが説明します【③資産運用商品の特性を理解する】
こんにちは、FP一級技能士のマナブです。
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
目標金額を貯めるには、元本×期間×利率
最初に「目標」「目的」を決めることの重要性。次に、お金を3色に色分けして管理する方法をお話ししました。
その中で、お金をふやす方程式の話をしましたが、わかばさん覚えていますか?
その中で、お金をふやす方程式の話をしましたが、わかばさん覚えていますか?
目標金額=元本×期間×利率ですよね。
実は、1回目と2回目のお話で方程式の二つの項目が埋まりました。
目標金額は、「目標」「目的」を明確にして決定します。
元本には、「積極的にふやすお金」を当てはめます。
今回は、方程式の項目のうち「利率」を考えてみましょう。
目標金額は、「目標」「目的」を明確にして決定します。
元本には、「積極的にふやすお金」を当てはめます。
今回は、方程式の項目のうち「利率」を考えてみましょう。
銀行などで貯金をしたときに、預けた金額にプラスして支払われるお金ですよね。
もっと金利が高いといいんですけどね。
もっと金利が高いといいんですけどね。
金利とは預けているお金に対する利子のことをいいます。
実は金利は高ければいいというわけでもなく、中央銀行によって景気などの状況に応じて調整されています。
中央銀行は金利の調整以外にも、いろんな金融政策を行い市場をコントロールしています。
なので、金利が永久に上昇し続けることや下降し続けるということはありません。
実は金利は高ければいいというわけでもなく、中央銀行によって景気などの状況に応じて調整されています。
中央銀行は金利の調整以外にも、いろんな金融政策を行い市場をコントロールしています。
なので、金利が永久に上昇し続けることや下降し続けるということはありません。
インフレとデフレ「2%のインフレ目標」
インフレは、モノやサービスの価格が上昇することで、
デフレは、反対にモノやサービスの価格が下落することですよね。
デフレは、反対にモノやサービスの価格が下落することですよね。
その通りです。
2013年1月に、日銀が「2%のインフレ目標」を掲げました。
理由の一つは、インフレでモノやサービスの価格が上昇すると、会社の売上げが上がり、法人税の増加につながる。従業員の給料が増えると所得税の増加につながる。ということが考えられます。
2013年1月に、日銀が「2%のインフレ目標」を掲げました。
理由の一つは、インフレでモノやサービスの価格が上昇すると、会社の売上げが上がり、法人税の増加につながる。従業員の給料が増えると所得税の増加につながる。ということが考えられます。
「2%のインフレ」が、私たちの生活にどんな影響があるかというと。
例えば物価上昇率が2%の場合は、モノやサービスの価格の上昇するので、現在は100万円で買えていたものが20年後に買うときは約148万円必要になります。
今の100万円が20年後には約67万円の価値になり、お金の価値が実質的に減少したということになります。
例えば物価上昇率が2%の場合は、モノやサービスの価格の上昇するので、現在は100万円で買えていたものが20年後に買うときは約148万円必要になります。
今の100万円が20年後には約67万円の価値になり、お金の価値が実質的に減少したということになります。
確かに、いろんな物の値段が年々高くなっている気がします。
お金の価値が実質的に減少するということは、元本保証で預けている資産も、金利が低い状態だと資産価値が減っていることになります。
元本保証で預けていても、実質的なお金の価値は減る可能性があるということですね。
将来に使う予定のお金などは、実質的な資産価値を減らさないために、どのような資産運用商品にお金を預けるかということが重要になってきます。
ただし、資産運用商品は種類も多く、内容も初心者には難しいと感じることがあると思います。
わからない時は、お金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
それでは、主な資産運用商品をご紹介します。
ただし、資産運用商品は種類も多く、内容も初心者には難しいと感じることがあると思います。
わからない時は、お金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
それでは、主な資産運用商品をご紹介します。
債権の仕組みと債権価格の変動要因
債権とは、国が発行する国債や一般企業が発行する社債などがあります。
債権に投資すると、一般的には定期的に利子を受け取ることができます。
期限が決められているので、原則として償還日には償還金が返ってくるので、投資した資産の安定性が期待できます。
債権に投資すると、一般的には定期的に利子を受け取ることができます。
期限が決められているので、原則として償還日には償還金が返ってくるので、投資した資産の安定性が期待できます。
債権価格は、市場金利の動きによって日々変動があります。
例えば、一般的には
金利が上がると、債権価格は下がります。
金利が下がると、債権価格は上がります。
また、残存期間(償還までの期間)が長いほど、一般的には価格の変動幅が大きくなります。
例えば、一般的には
金利が上がると、債権価格は下がります。
金利が下がると、債権価格は上がります。
また、残存期間(償還までの期間)が長いほど、一般的には価格の変動幅が大きくなります。
株式の仕組みと株価の主な変動要因
一般企業が資金を調達するために株式を発行し、株式に投資すると、株主となり企業のオーナーになることができます。
満期はなく、期限は決まっていません。
一般的には企業の業績や経済の状況などが良かった場合は、配当金が分配されたり株主優待などが受けられます。
満期はなく、期限は決まっていません。
一般的には企業の業績や経済の状況などが良かった場合は、配当金が分配されたり株主優待などが受けられます。
株価は、企業の業績や景気動向などにより変動があります。
例えば、一般的には
業績が上がると、株価も上がります。
業績が下がると、株価も下がります。
業績以外でもSNSなどの発言や、企業イメージなど様々な要因で株価が変動する場合があるので注意が必要です。
例えば、一般的には
業績が上がると、株価も上がります。
業績が下がると、株価も下がります。
業績以外でもSNSなどの発言や、企業イメージなど様々な要因で株価が変動する場合があるので注意が必要です。
投資信託の仕組みと投資信託価格の主な変動要因
リート(不動産投資信託)の仕組みとリート価格の主な変動要因
投資家から集めた資金をオフィスビルや商業施設など複数の不動産で運用する投資信託です。
不動産に個人で投資をすると、多額の資金が必要で入居者から賃料を受け取るなど管理業務も煩雑になります。
投資証券を発行することで、少額の資金でも購入でき分散投資が可能になり、賃料収入や物件の売買益が分配されます。
不動産に個人で投資をすると、多額の資金が必要で入居者から賃料を受け取るなど管理業務も煩雑になります。
投資証券を発行することで、少額の資金でも購入でき分散投資が可能になり、賃料収入や物件の売買益が分配されます。
なんだか、種類がたくさんありすぎて選べそうにありません。
今回紹介した商品以外にもまだまだたくさんの資産運用商品があります。
何を選べばいいか迷ってしまうと思いますが、大事なことなので資産運用商品の特徴やメリット、デメリットを理解しましょう。
内容がわからない場合はお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
何を選べばいいか迷ってしまうと思いますが、大事なことなので資産運用商品の特徴やメリット、デメリットを理解しましょう。
内容がわからない場合はお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
ご質問やご意見等ございましたら、コメント欄、お問い合わせページ、Twitterにてお知らせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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