超初心者向けに資産運用をファイナンシャルプランナーが説明します【⑥ジュニアNISAの途中経過(2022年6月版)】
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
子供一人当たりの教育資金の総額は1,049万円
幼稚園から高校まで公立で大学だけ私立に進学した場合、子供一人当たりの教育資金の総額は約1,049万円かかるんですよ。
✳︎文部科学省「子供の学習費調査(平成28年度)」「私立大学等の平成29年度遊学者に係る学生納付金等調査結果について」より
そこで、僕が実践している教育資金の貯め方を紹介しますね。
分配金・運用益が非課税になるNISA制度
預貯金の利息にかかる税金は「源泉分離課税」といって、銀行が利息を支払うときに20.315%の税率で徴収しているので、申告する必要はないから気にしていない人も意外と多いんですよ。
NISAには「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、分配金や譲渡益が非課税になるんですよ。
|
つみたてNISA |
NISA |
ジュニアNISA |
対象者 |
20歳以上の個人 |
0歳〜19歳の未成年者 |
|
非課税対象 |
公募株式投資信託、上場株式等の分配金・譲渡益等 |
||
非課税投資枠 |
毎年の新規購入額で40万円 |
毎年の新規購入額で120万円 |
毎年の新規購入額で80万円 |
投資可能期間 |
2042年まで |
2023年まで |
2023年まで |
非課税期間 |
投資した年から最長20年間 |
投資した年から最長5年間 |
投資した年から最長5年間 |
譲渡・払い出し制限 |
いつでも譲渡可(ただし、年単位で金融機関の変更が可能) |
18歳までは原則払い出しに制限 |
|
その他 |
つみたてNISAとNISAは同一年において、併用不可(どちらか選択が必要) |
新規口座開設・購入は2023年末に終了(非課税で保有している投資信託は、 18歳になるまで引き続き保有可能) |
国が定めた非課税制度 NISAのスゴイところ
毎月コツコツ積み立てでも資産運用ってできるんですね。
しかも、410万円から元本の240万円をひいた利益170万円の20.315%、約35万円の税金が非課税になります。
ジュニアNISAを始めて3年経過しました
評価額は688,208円でプラス103,201円だから、2021年5月と比べて評価損益合計は、1,939円増えてます。
先月は、前月比プラス6万円ぐらいだったのに、今月は前月比マイナス4万円と値動きが激しくなっています。
評価額は707,173円でプラス92,168円だから、2021年5月と比べて評価損益合計は、9,094円減っています。
一時期は20万円近くあった評価益も、10万円を切ってしまいました。
主な要因は、引き続き円安やウクライナ情勢、コロナの影響で日経平均が下がっていることが大きいと思います。
オミクロン型の感染拡大や米長期金利、円安、原油高など不透明な部分が多いですが、早くウクライナ情勢やコロナが終息することが第一でしょうね。
ただ、積立投資の場合、下がった時は安い価格で購入でき口数を増やせるので、ネガティブ思考にならず積立投資の本質を理解することが大切ですね。
短期的な視野で一喜一憂せず、目標に向かって長期的な視野で考えることが重要です。
内容がわからない場合はお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
ご質問やご意見等ございましたら、コメント欄、お問い合わせページ、Twitterにてお知らせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
資産運用や節約、お得なお金の相談は「お金のプロ」ファイナンシャルプランナーにご相談ください