超初心者向けに資産運用をファイナンシャルプランナーが説明します【⑧分配金は受取り? 再投資?】
こんにちは、FP一級技能士のマナブです。
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
分配金は一定額ではなく、分配金が出ない場合もあります
わかばさん、資産運用のことわかってきましたか?
はい! 前回教えてもらった、バランス型の投資信託を始めようと思います。
分配金でランチに行こうって、お友達からも言われてるんですよ。
投資信託位は分配金が毎月受け取れるタイプもありますが、分配金は決まった金額が受け取れるわけではなく、運用次第では分配金が出ない場合もあるんですよ。
分配金って利子みたいなものじゃないんですか!?
分配金の金額が投資信託の収益率ではありません
分配金は運用会社が基準価額水準や市況動向などを勘案して決定するんですよ。
だから、分配金は運用実績により変化するので決まった金額ではなく、運用結果次第では分配金が出ない場合もあります。
だから、分配金は運用実績により変化するので決まった金額ではなく、運用結果次第では分配金が出ない場合もあります。
分配金と預金の利子とは違うんですか?
銀行は預貯金を、お金が必要な会社や人に貸しています。借りた人は、借りたお金より少し多く返さなければいけません。その、少し多く返すお金が借りたお金に対する利子です。銀行は受け取った利子の中から、預金してくれた人へ、あずけてくれたお礼として預金の利子をはらいます。
なので、預ける時も借りる時も、利率は決まっています。
なので、預ける時も借りる時も、利率は決まっています。
分配金は、投資信託の純資産から支払われるので、分配金が支払われた時は基準価額が支払われた分だけ下がります。
分配金を受け取っていても、利益が出ているわけじゃないんですね。
基準価額や分配金だけをみて運用状況の良し悪しを判断することはできません。
投資信託を評価するときはトータルリターンから考えましょう。
投資信託を評価するときはトータルリターンから考えましょう。
分配金は「受取り」と「再投資」のどちらがいい?
分配金を受け取らずに再投資する方法もあるって聞いたんですけど、どちらがいいんですか?
どちらにもメリット・デメリットがあるので、どっちがいいということはありませんが、分配金の使い道がある場合は「受取り」、中長期的な運用で資産を増やしていきたい場合は「再投資」を選択することが多いです。
分配金で、毎月の公共料金の支払いや、固定費の支払いに充てるのは、分配金が下がったり支払われないと支障をきたすのでオススメできません。
投資信託は、元本割れリスクもありますが、毎月積み立てることで時間を味方につけることができリスクの低減が期待できたり、運用の効果を大きくしたりすることが期待できます。
私の場合、毎月コツコツ積み立てる中長期の資産運用だから、分配金は再投資にしようかな。
投資信託などの資産運用商品は元本割れリスクがあるので、資産運用商品の特徴やメリット・デメリットは、しっかり理解しましょう。
内容がわからない場合はお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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