超初心者向けに資産運用をファイナンシャルプランナーが説明します【⑨分配金は毎月? 毎年?】
今日は、資産運用や資産形成について超初心者向けに説明します。
資産運用に興味はあるけど難しくてわからない人、損しそうで怖くて始められない人は参考にしてみてください。
「毎月分配型」と「1年決済型」のどっちがいいの?
しかし、投資した元本を取り崩して支払われているケースもあるので注意が必要です。
しかし、一般的に毎月分配方と比べ、分配金の金額は少なくなります。
分配金をたくさん受け取っていても、運用成績がいいとは限りません
普通分配金
分配金支払い前の個別元本を上回る部分から支払われます。
普通分配金は利益に当たり、支払われることによって、個別元本が減少することはありません。
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普通分配金 1,000円 |
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分配前の個別元本 10,000円 |
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分配前の基準価額 11,000円 |
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分配後の基準価額 10,000円 |
▶︎ |
分配後の個別元本 10,000円 |
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決算日分配前 |
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決算日分配後 |
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元本払戻金(特別分配金)
分配金支払い前の個別元本を下回る部分から支払われます。
元本払戻金(特別分配金)は、元本の払い戻しにあたるため、個別元本が減少します。
分配前の個別元本 10,000円 |
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元本払戻金 相当分減少 |
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分配前の基準価額 9,000円 |
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元本払戻金 1,500円 |
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分配後の個別元本 8,500円 |
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▶︎ |
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分配後の基準価額 7,500円 |
▶︎ |
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決算日分配前 |
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決算日分配後 |
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分配金の金額だけを見て、運用成果やファンドの良し悪しを判断することはできないんですよ。
分配金の支払いは、基準価額の下落要因となることがあるため、分配金を多く支払うと運用効率が低下する場合があります。
投資信託を評価するときはトータルリターンから考えましょう。
内容がわからない場合はお金のプロ、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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